第二十四回コラム 『誤嚥性肺炎と口腔ケア』
みなさんこんにちは。
緊急事態宣言が解除され、少し気分が晴れてきましたね。
突然ですが誤嚥(ごえん)性肺炎とは何かご存知でしょうか?
誤嚥性肺炎とは、口腔常在菌が飲食物や唾液と一緒に肺に入ることで起こる肺炎です。
要介護高齢者の死因のトップは肺炎であり、その多くを誤嚥性肺炎が占めると言われています。
誤嚥性肺炎の原因としましては、細菌が呼吸によって肺に入ることが原因の1つです。
誰でも少なからず誤嚥をしていますが、体力や対抗力が下がると誤嚥性肺炎に罹りやすくなります。
誤嚥性肺炎を起こしている状態のところに新型コロナウイルスによる肺炎が起こると、肺炎が重篤化する恐れがあります。
誤嚥性肺炎を予防するには、日々の歯磨きはもちろんのこと、歯科医院で定期的に口腔内ケアを行い、お口の中を清潔に保つことが大切です。
歯科医院では、歯ブラシでは落としにくい部分のプラークや歯石を、専門の道具を使ってきれいに落とすことができます。
毎日健康に過ごすために、ぜひ、歯科医院でのクリーニングを受けて頂ければと思います。
受付 田辺